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PAPYRUS PROJECT(パピルスプロジェクト)は、
近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:畑博行)文芸学部芸術学科と当社との産学連携プロジェクトです。
本プロジェクトは、2010年3月、当社が近畿大学リエゾンセンターにパッケージデザイン研究委託をし、5月に造形芸術専攻で「ビジュアルコミュニケーションゼミ」を受講する女子学生4人の参加により発足したプロジェクトチームです。
同プロジェクトチームでは、デザインを学ぶ女性ならではの視点で「多くの女性がトイレットペーパーを買って持ち歩くことを恥ずかしいと思っている」ことに着目した上で、パッケージデザインだけでなく、香り、紙の色にも注目し、数多くのアイデアを出し合いました。
工場見学(視察)を実施し、トイレットペーパーの製造工程から、パッケージやペーパーの印刷に関するコスト構造や製造設備の投資への目配りを学びました。
最終プレゼンテーションでは、20種類に及ぶデザインの提案がありました。
成果は、「女性が持ち歩きたくなる」を商品コンセプトとし、パッケージや香りにこだわったトイレットペーパーの新製品 「hanauta(ハナウタ)」として結実し、2011年8月7日(花の日)から発売することになりました。
※現在パッケージの一部・香りが変更となっております。
大阪中央区空堀商店街内にある「御屋敷再生複合ショップ”練”」にて、発売イベントを行い、来場されたお客様に、「hanauta」の試供品を配布し、新商品を体感していただきました。近畿大学の学生さんも一緒に参加し、開発に携わった商品が市場に出て行く瞬間に立ち会いました。
PAPYRUS PROJECT発足メンバーが卒業した後の、hanautaシリーズ第2弾プロジェクト「hanautaプリント」。トイレットペーパー自体に花柄を印刷したプリントロールと、新ロールに合わせたパッケージデザイン、香りなど学生さんと共に意見を出し合い、商品化となりました。
プロモーションキャンペーンとして、近畿大学校内のトイレへ「hanautaプリント」の設置、アンケート、サンプル配布を行いました。手に取ってもらった学生さんからは、柄・香り共に好評の声をいただきました。
西日本衛材の古紙再生製品の開発、取り組みである「都市の森プロジェクト」のコンセプト、ロゴ・パッケージデザインを共に考えてもらいました。
---西日本衛材発信の資源再生メッセージ。
都市鉱山という言葉があります。携帯電話やパソコンのリサイクルによって集められるレアメタル資源を、鉱山と見立てた現代社会の聡明な表現です。同じ視点から言えば、自然の木を資源にするのではなく、生活から廃棄される紙を集めて100%再利用している西日本衛材のトイレットペーパーは、いわば都市という森から生み出されるエコプロダクトです。このような企業のリサイクル精神や資源再生システムを「都市の森プロジェクト」と命名しました。
西日本衛材のスタンダードとなるトイレットペーパー「Towanowa」
ロゴ・パッケージデザインを共に考えてもらいました。
hanautaシリーズ第3弾「つぼみhanauta プリントロール」
パッケージデザイン・ネーミングを共に考えてもらいました。
---つぼみhanauta
今にもパッと花がひらきそうなグリーンと
はじまりを予感するようなすっきりとした甘い香りから
「うたうつぼみ」という名前を発想しました。